韓国・中国だけでなく日本でも… 議員会館で「反・犬食映画」上映会が開催

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〈日本は犬肉輸入大国だという事を何故、誰も知らないのか?〉 告知文にこんな刺激的な問いが踊るイベントが、東京・永田町の参議院議員会館で開催される。ドキュメンタリー映画「アジア犬肉紀行」の特別上映会である。主催は、世界愛犬連盟と映像制作会社の合同会社agd-ethics、そしてあの大島九州男・参議院議員――。

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“大島議員”“犬肉”と聞いて、ピンとくるアナタはなかなかの政治通(あるいは食犬文化通)。大島議員は、昨年11月7日の予算委員会で「大臣、韓国で犬肉を食べましたか?」との珍質問を投げかけたことが話題を呼んだ人物である。そのお相手は「レンポウ」の言い間違いで注目を浴びた桜田義孝・五輪担当相だった。

「お友達や有権者の皆さんと韓国に訪問されたこと、ございますよね?」から始まる大島議員の質問を要約すれば「大臣は韓国で“すき焼きのようなもの”を食べた」「その肉が犬肉だったのではないかと“友達”から聞いた」。桜田大臣は犬肉を食べたことはないと否定、みるみるうちに不機嫌になっていく……。実際のその模様は、大島議員のHPならびにYouTube「大島九州男事務所」チャンネル内の動画で確認できる。

 そんな大島議員が主催に名を連ねるくらいだから、上映作は“反・犬肉映画”である。監督はフクシマと動物をテーマにした「Zone 存在しなかった命」「みえない汚染 飯舘村の動物たち」を手がけた北田直俊氏で、上映時間は約2時間。参議院議員会館の会議室を会場に、すでに第1回目が1月28日に行われた。第2回目は30日に予定されており、1日3回上映、一般の方の来場ももちろん可能となっている。

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