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吉原ソープ通いの安倍総理側近、直撃に「言いたくないでしょう」

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週刊新潮 2017年5月4・11ゴールデンウィーク特大号 
2017/4/26発売

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■吉原の「超高級店舗」待合室にいた安倍総理お友達の元大臣(下)

 硫黄島で玉砕した栗林忠道陸軍大将を祖父に持ち、2年4カ月前まで総務相を務めた新藤義孝代議士(59)。安倍首相の側近として知られ、プライベートでは1男1女に恵まれた選良が吉原を訪れたのは、1月10日のことだった。

 この日に地元・埼玉県川口市で行われた後援者の葬儀後、新藤代議士は自ら車を運転し、いわゆる吉原のメインストリート「角町通り」沿いの超高級店へ。店員から「ヤマザキ様」と呼ばれると、入店わずか5分で部屋へと消えていった。

 ***

店を後にする新藤代議士

 この店を贔屓にする客のひとりは、

「入浴料3万円、サービス料5万円、合わせて8万円の超高級店です」

 とし、こう続ける。

「在籍が40人もいる高級店はほとんどありません。間違いなく吉原で3本の指が入るレベルです」

 勢い余ってか、3本の指に入ると言うべきところを誤ったようだが、それはさておき、

「アルバムを見て本当にこんな可愛い子ばかりなの?と思って入ったら、実際の容姿とかけ離れている『パネマジ』がよくあるけれど、ここは外れがないっすね」

 噂に違わぬ超高級店のようだが、ヤマザキ様が受けたサービスについて、

「上の階から担当のソープ嬢が下りてきて、手を繋いでエスコートしてくれます。部屋は待合室よりいくらか余裕のある広さですね」

 敷居を跨ぎ靴を脱いだあとは、突っ立っているだけでいい。スーツから靴下、そのうえ下着に至るまで嬢がささっと脱がし、丁寧に畳んでくれる。

 チャイコフスキーやワーグナーが流れる空間で、わかりあった恋人のように、ねっとりと舌を絡めるようなキスから2人だけの時間は始まるのだ。

 午後11時07分。ヤマザキ様が店から出てきた。スタッフが店の入り口まで回したアルファードの運転席に収まろうとし、真一文字に閉じた口角が持ち上がる。濃密な120分で満たされた欲情がそれでもなお赤、青、黄とぎらつくように。

 来た道をそのまま同じくたどるように、首都高速の「入谷」から乗って「飯倉」で降りる。法定速度60キロをこれまたきっちり守り、11時37分に赤坂の議員宿舎に戻ってきたのだった。

■「言いたくないでしょう」

1月10日夜の吉原への全行程

 4日後、ヤマザキ様が川口市内の葬儀場から出てくるところを直撃した。

――週刊新潮です。

「おぅおぅ」

――先生に見て頂きたい写真がありまして。

「……そっち行きましょう」

 どう取引したって得るものがないなぁ。最初の勢いは一気に失せ、口元に笑みが浮かんだようでもあり、顔が歪んだ風でもあった。人気もまばらな同じ敷地内の駐車場まで移動して、

――これ、先生ですよね。

「ちょっと……これ……」

――クルマも同じですよね。

「……うん」

――こういう店にはよく行かれるんですか。

「個人のプライベートに関することだから、コメントしようがないんですよ」

――ちょうど、三連休明けでしたね。

「覚えてない、全然。どんな日程でとか……」

――赤坂の宿舎で一旦降り、今度は自分で運転して行かれていますよね。

「だって、プライベートなことなんで……」

――どんな女の子を選ばれたのでしょうか。

「いや、だって、そんなの、全然、言いたくないでしょう」

 最後に、重そうな鞄の中身について問うと、アルファード内にあるそれを指さして、

「自分は古くからこれを……。書類がいっぱい入っているんだ。普段、自分が持っている鞄!」

――このときと同じ鞄ですよね。

「……もうプライベートなことなんで」

 図らずもヤマザキ様と元総務相が同一人物だと認めてしまった恰好だが、記者の鼻先で、制するように後部座席のスライド式ドアは閉められたのだった。

■江戸由来の流儀

「江戸時代から、葬式の帰りに、『厄落とし』とか『精進落とし』と呼び、参列者と連れ立って吉原へ遊びに行ったんですよ」

 と、評論家の唐沢俊一氏。

「そうした行動の背景には、神道の穢れの思想があります。線香臭い身体のまま帰宅して穢れを持ち込まないように、これを死の対極にあるセックスで中和してしまおうという考え方です」

 江戸川柳には、その代表的な句に、

 この仏様もお好きと土手で言い

 がある。唐沢氏が継いで、

「本当に葬式帰りに遊郭なんて行っていいのかな、とためらう者がいる。これに対し、この仏様も生前は好きだったんだからそれで成仏できるよなどと、罪悪感にさいなまれぬようにして吉原へ遊びに出掛ける光景を詠んだもの。土手というのは、浅草から遊びに出かける者たちで活気のあった『土手八丁』を指します」

 なるほど、いまとなっては絶えて久しいが、江戸由来の流儀であって、世間から爪はじきにされるような蛮行ではないのだろう。

 もっとも元大臣は、万歳自決を厳に禁じるなど冷静沈着をもって鳴る栗林大将の孫であり、800年続く名家として、のれん、すなわち〈信用と格式〉を半ば売りにしてきた。仮にそれを裏切っているものがあるとしたら、あの待合室にいたヤマザキ様に他ならない

特集「硫黄島の戦い『最高指揮官』の孫の姫始め 吉原の『超高級店舗』待合室にいた安倍総理お友達の元大臣」より

  • 週刊新潮
  • 2017年1月26日号 掲載
  • ※この記事の内容は掲載当時のものです

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