担い手も育てる「南郷トマト」の半世紀|vol.7

荒川静香のステイ・ポジティブ

 話は1962年に遡ります。涼しい夏の気候を味方に、旧南郷村の14の農家による夏秋トマトの栽培が開始します。周囲の町村にも広まり、66年に「南郷トマト栽培組合」が結成され、74年には「南郷トマト生産組合」に発展。やがて選果場もでき、栽培は発展の一途を辿ります。

 三瓶さんが就農する85年頃には、「南郷トマト」ブランドが市場で定着。品種も今の「桃太郎」に更新され、安定出荷のため、パイプハウスの導入も進んでいきます。現在、南郷トマト生産組合の組合長を務める三瓶さんによれば、「南郷トマトは、甘みと酸味のバランスが抜群」とのこと。

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