震災から4年 タラノメ栽培奮闘記|荒川静香のステイ・ポジティブ「かがやいている、元気な農家」vol.4

荒川静香のステイ・ポジティブ

 その年の9月に避難準備区域が解除されたものの、約3000人の住民のうち、震災から4年目の今、村に戻ったのは、周辺地域から通う人々も含めて半分ほど。そんな中、いち早くタラノメ栽培の再開に取り組んできたのが、坪井利一さん(77)・紘子さん(74)のご夫妻なのです。

 坪井さんがタラノメ栽培を始めたのは今から約20年前。かつて村の主産業だった葉たばこ栽培と養蚕に陰りが見えたのがきっかけでした。「最初の数年は自己流で苗床をおがくずで作っていたが、うまくいかず、先進地の会津に行って水耕栽培を学び、その手法を取り入れました」と坪井さんは話します。

...

記事全文を読む