「鎌倉殿」出演も話題「ティモンディ高岸」を射止めた、女優「沢井美優さん」の“出待ち愛”

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〈仁田殿と実写版セーラームーンが結婚〉

 2022年10月22日、そんな呟きが飛び交い、「セーラームーンと結婚」がツイッターのトレンドになった。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で仁田忠常役を演じた、「やればできる!」がキャッチフレーズのお笑いコンビ、ティモンディの高岸宏行さん(30)と、03~04年放送のTBS系実写版「美少女戦士セーラームーン」で主役・月野うさぎ(セーラームーン)を務めた沢井美優さん(35)がその日結婚したからだ。

「19年8月1日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に野球のユニフォーム姿で出ていた彼を見て、『キラキラしている』と一目ぼれしちゃったのが始まりでした」

 と沢井さん。高岸さんが相方の前田裕太さん共々、番組で野球のユニフォームを着ていたのは、二人とも愛媛県の強豪・済美高校野球部の出身だから。高岸さんは東洋大学3年まで投手として活躍。球速147キロの記録も持っている。

 沢井さんは地元・横浜でスカウトされて、13歳で芸能界デビューした。小中学生向けファッション雑誌「ラブベリー」の専属モデルを経て、セーラームーンに大抜てきされたのは、デビューのわずか2年後だ。以後、数々のドラマや映画に出演し、女優として快進撃を続けてきた。

 一方、高岸さんは故障で野球を断念した後、サンドウィッチマンの二人が東日本大震災の復興活動をする姿を見て、「芸人ってすごい職業だ」と思い、仲の良かった前田さんを誘って15年にコンビ結成。沢井さんが見た「アメトーーク!」は、2本目のテレビ出演だった。

一途な思いに

「それまでお笑いの世界を全然知らなかったので、どういう人だろう――と検索して、『お笑いライブ』というものに出ていると分かりました。で、新宿や池袋のライブハウスへ見に行き、ますます好きになって、出待ちもして……」

 女優さんが出待ち?

「出待ちをしてもらったことはありましたが、自分がするのは初めて(笑)。ライブが終わって会場から出て来られる時を狙って、『頑張ってください』と言ったり、写真を一緒に撮ってもらって宝物にしたり」

 一途な思いに味方が現れた。沢井さん、高岸さん双方のマネージャーが知り合いだったのだ。それをきっかけにLINEの連絡先を交換することができた。

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