立民「稲富修二」はモラハラ男 「6児のパパ」がウリなのに妻子が家出

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 こちらのパパはトラブルメーカーである。立憲民主党の稲富修二代議士(50)は、「6児の父」が売りだが、その妻が子どもを連れて家出してしまい、騒動になっている。

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 衆院2期目の野党議員ということもあって知名度は高くないが、稲富議員の経歴はピカピカだ。東大法学部卒、丸紅勤務を経て松下政経塾に入塾。やがて政界に挑むのだが、民主党や希望の党から福岡2区などで5回連続出馬し、当選2回、落選3回。荒波に揉まれてきた苦労人でもある。

「本人の売りは二つです」

 とは、さる地元議員。

「まずはストイックさ。辻立ちを重ね、休日は公園でランニングし、公衆トイレの掃除までして有権者にアピール。次が子育てですね」

 代議士は5歳年下の夫人との間に、中学生から保育園児まで6人の子どもがいる。

「ポスターに『6児のパパ』と刷っている。前回の選挙では奥さんが前面に出て、子育ての苦労と夫への感謝を語っていました」

 イケメンと言われることも多く、地元での評判は決して悪くはないという。

“精神が崩壊する”

 ところが、だ。

 今秋までに行われる総選挙に向けて準備に余念がないはずの今年4月、

「その奥さんが福岡の家を出て、実家のある横浜に帰ってしまったんです。お子さんを全員連れて」

 と言うのは、さる代議士夫婦の知人。

「しかも、突然のことだったから子どもの同級生たちがびっくり。父兄があちらこちらに聞いて回る騒ぎになっています。それを受けて代議士は“嫁の父がガンで闘病中。その看病で帰った”“子どもも進学があるので横浜にいるほうがいいと思って転校させた”等々、周囲に説明していますが……」

 残念ながら、その弁を信じるものは少ないという。

「それならなぜ急に出ていったのか。家には子どもたちの遊具などが残ったままですからね。実は代議士の奥さんに対する態度が酷いのは前から有名でした」(同)

 夫人は週に2~3日、事務所で経理などの仕事を担当していたというが、ある後援者によれば、

「使用人のような扱いで、ミスをすると怒鳴られる。1時間以上も立たされたまま罵倒され、泣き出してしまうなんてこともあったそうです。ある時は電話で2時間怒鳴られ、代議士が衆院本会議出席のために中断。帰ってきて罵倒を“再開”されることもあったとか」

 家庭でも、6人の子育てのほぼ全てを担わされる。十分なお金も渡されていなかったのか、身なりも代議士の妻とはとても思えないほど質素だったという。

「そんな生活が続いて奥さんは参ってしまっていたのか、ママ友には“つらい”“もう無理”“精神が崩壊する”などと涙交じりに愚痴っていました。そんな折の転居ですから、ついに堪忍袋の緒が切れたのではと囁かれていますよ」(同)

 これではモラハラ夫と言われても仕方ないか。

 当の代議士に尋ねると、

「指摘は事実無根です」

 代議士と同居する母上に伺っても、

「別居は事実だけど、嫁の父がガンで……」

 と、息子と同じ説明を繰り返す。

 しかし、夫人の実家に伺い、その母に尋ねると、

「夫がガン? そんなことない。夫も私も元気ですよ」

 先の後援者によれば、

「代議士は秘書への叱責や罵倒も酷く、スタッフが長続きしないことで有名。内面(うちづら)と外面(そとづら)が違う典型のような人ですね」

 来る選挙で、夫人の姿は傍らにあるか。

週刊新潮 2021年6月3日号掲載

ワイド特集「パパはニュースメーカー」より

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