【追悼】「日本は何も学んでいない」大林宣彦と赤川次郎が語り合った「映画」「小説」「戦争」

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 4月10日、映画監督の大林宣彦さんが肺がんのため亡くなった。享年82。数々のヒット作を世に残したが、中でも監督の地元・広島県尾道市を舞台に描かれた「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」のいわゆる“尾道3部作”はあまりに有名だ。

 大林監督は、この3部作に続き90年代に入ると、“新・尾道3部作”を発表した。「ふたり」「あした」「あの、夏の日」。1作目の「ふたり」は、赤川次郎氏の同名小説が原作で、事故によって愛する姉を亡くした妹が、死んだはずの姉の“声”に見守られながら成長していく姿を描いたストーリーだ。...

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