いつまで続く韓国の反日キャンペーン 「日本製品不買条例」の背後に次期大統領候補

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ずっと続く反日

 それにしても、隣国のこの行動は一体いつまで続くのか。

「2020年の総選挙を見据え、韓国は反日で盛り上がっています。東京五輪に南北統一選手団を送るというのも、総選挙に向けての世論アピールです」(前川氏)

 そしてその2年後の22年には統一地方選と大統領選が控える。とどのつまり、反日はずっと続くのである。

 こうして反日に明け暮れているうちに、韓国の失業率は上がり、経済協力開発機構(OECD)による景気先行指数(CLI)も下落傾向が見られ、

〈1997年の通貨危機以降最も強い景気の赤信号〉(1月15日付文化日報)

 との指摘も出る有り様。外に向かって居丈高に振る舞っても、内の米櫃(こめびつ)は空(から)になりかかっているというのだから、重ね重ね、いと哀れである。

「今の韓国を見ていると、外交官として私は40年間何を頑張ってきたのだろうと思ってしまいます。虚しいです……」(武藤氏)

 迷惑なお隣さんには本当に困り果てるばかりだが、他山の石とし、ああはならないように改めて我が身を律することにしよう。国際社会という「世間」の鼻つまみ者に成り下がるのだけは、誇りある日本国民としてご免である。魂(ソウル)まで腐りたくはない。

週刊新潮 2019年2月28日号掲載

特集「韓国『反日キャンペーン』が止まらない! 次期大統領候補が糸を引く『日本製品不買条例』」より

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