角界一の色男「勢」がガチンコで接吻した「美人ゴルファー」

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 今、角界一の色男と言えば、あの「遠藤」か、この人である。元関脇の「勢(いきおい)」。三十路を過ぎてなお独り身を貫いてきたが、ようやく土俵を割りそう、か。しかもそのお相手は、実力も備えた「美人ゴルファー」で……2人の人気者の「ガチンコ接吻」一部始終。

 相撲にそれほど興味がないムキのために申し添えると、勢(31)は、伊勢ノ海部屋所属で、現在、前頭二枚目。

 最高位は2年前に務めた関脇と、まあ実力派力士の一人、という位置付けだが、番付以上に彼を有名にしているのは、変わった四股名と、漫画家・西原理恵子さんが描いた化粧まわし……何より、姿形の美しさだ。端正な顔立ちに、鍛えられた身体、身長も194センチと、日本人力士では最も高い。

 それだから、

「関取になる前から、既にファンが多くいましてね」

 と言うのは、相撲ジャーナリストの杉山邦博氏。

「今は彼が土俵に上がると、角界でも5本の指に入るほど大きな拍手が起こります。力士は短足で6〜7頭身のスタイルの方が攻め込みやすいですが、彼は足が長い8頭身。それを技術でカバーし、自分を活かした取り口にしています」

 写真を見ていただきたいが、その色男が、長い身体を折って、2度の「接吻」に及んだことを知れば、ファンの悲鳴がこだましそう。

 6月19日の前夜と前々夜、勢は、部屋にほど近い文京区内の自宅マンションに“彼女”を連泊させた。

 そして翌朝5時半、帰宅する彼女と手を絡ませながら駐車場までお見送り。

 駐車場から愛車を出した彼女と車越しのキスを交わした後も頭を撫でるなど、なかなか別れがたいご様子だ。大きく手を振って彼女の車を見送った後も、その方向を名残惜しそうに見つめていたのである。

 繰り返しになるが、勢は、2メートル近い背丈である。ちょんまげ姿に、マスクもサングラスもなければ否応なく目立つ。早朝とはいえ、まばらだが人通りはあるし、おまけに部屋のすぐ近く……周囲に見られてもお構いなしの熱愛ぶりは、熱すぎて周囲が目に入らないのか、あるいは、既に“何か”を決意しているのか……。いずれにせよ、ガチンコな間柄が窺えるのである。

 他方、色男を掴んで離さないこの“女性”についても、スポーツファン、とりわけゴルフファンであれば、ピンと来る方は少なくないだろう。

 比嘉真美子、24歳。

「沖縄出身で、いまどき珍しい本格派のプロゴルファーですよ」

 と解説するのは、ゴルフジャーナリストの児島宏氏である。

 比嘉は日本女子アマチュア選手権を連覇した後、18歳でプロに転向。翌年ツアーで2勝を挙げる活躍をした。

 児島氏が続ける。

「飛距離の平均は250ヤードでトップクラスと、力強いゴルフをします。3年ほど前はスランプに陥り、シード権を失いましたが、最近は復調し、昨年、今年と優勝。今年は特に調子がよく、現在、賞金ランキング3位ですから、賞金女王も狙えますね」

 彼女がお泊りしたのは、日曜と月曜。ちょうど週末、千葉県内で行われたトーナメントに出場した後のオフである。2日後には、次週のツアーが始まっているし、勢も3日後、7月場所のために名古屋入り。しばらく2人は離れ離れになるから、熱いお別れもさもありなん、というワケなのだ。

 それにしても、相撲とゴルフとは一見、縁遠い組み合わせではあるけれど、何が2人を結びつけたのか。

「2人が付き合い始めたのは、2年ほど前のことです」

 と言うのは、伊勢ノ海部屋のさる関係者。

「勢はトレーナーが同じという関係で、ある女子プロと知り合い。彼女を介して2人は出会い、食事をする仲になったとか。実は、勢は、ゴルフ好きで、ベストスコアが77と玄人はだし。比嘉さんは比嘉さんで、十両力士のプロフィールまで頭に入っているほどの相撲マニアとか。偶然にも2人は誕生日が同じ日ですし、すぐに付き合うようになったそうです」

 そして、こう続けるのだ。

「交際は親方はもちろん、後援会のお偉いさんにも報告しています。後援者の間では、結婚も秒読み、と言われています」

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