“人権派”スー・チー女史、自国軍の少数民族弾圧には慎重姿勢

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〈スーチーさん待ってます〉〈ようこそ、スーチー国家顧問〉――いずれも、朝日新聞がミャンマーのアウン・サン・スー・チー女史(71)来日に伴って付けた記事の見出しである。動物園に新しいパンダが来たかのような書きっぷりだが、かの国では少数民族への弾圧が進行中。しかし、“人権派”の彼女はこれに冷たくて……。

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 3月に所属政党「NLD」が政権を発足させて以来、ミャンマーの実質的な最高指導者であるスー・チー国家顧問兼外相が来日したのは初めてである。これに安倍首相も応えて、8000億円の支援を約束。...

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