山下達郎はなぜ「ルージュの伝言」でコーラスをつとめたのか

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 ポップ・ミュージックの世界では、意外な大物がコーラスをつとめている例がときおり見られる。

 ザ・ビートルズの「愛こそはすべて」では、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズがコーラスに加わっているし、一方でストーンズの「この世界に愛を」では、ジョン・レノンとポール・マッカートニーが返礼とばかりにコーラスに加わっている。この「この世界に愛を」をカヴァーした坂本龍一ヴァージョンでは、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンがコーラスをつとめているのを知っている人は、なかなかのマニアかもしれない。...

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