米倉涼子、「ドクターX」スタートも離婚協議は進展せず

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 困難な手術の見返りに高額な“請求書”を叩きつけ、決めゼリフは「私、失敗しないので!」。いまや「相棒」を凌ぐテレ朝の看板ドラマとなった、米倉涼子(41)主演の「ドクターX」は、今月から第4シーズンに突入する。だが、プライベートでの彼女はといえば、新婚生活が3カ月で“失敗”に終わり、離婚協議も宙に浮いたままである。

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 とはいえ、スポーツ紙の芸能デスクも「ドクターX」の新作には太鼓判を押すのだ。

「フジの月9ドラマが視聴率ひと桁台で喘ぐ時代に、平均20%という数字を叩き出せるシリーズは他にありません。ちなみにフジは、『ドクターX』と同じ木曜に天海祐希主演のドラマをぶつけてきました。確かに、シリーズとしては2年のブランクがあるものの、新旧視聴率女王の対決は、下馬評では米倉有利です」

 2012年の放映開始から毎年、続編を発表してきた同作だが、昨年は完全に沈黙。理由は14年末に米倉が、2歳年下の会社経営者と電撃入籍を果たしたからに他ならない。

「米倉は周囲に“40歳までに子供がほしい”と漏らしていました。そのため、本人にとって最大のヒット作も“シーズン3で終わりにしたい”、と。実際、このまま“妊活”に入るものと思われたのですが、結婚からわずか3カ月後、スポーツ紙に別居をスッパ抜かれてしまった」(芸能記者)

手術のようにスパッとはいかない

■メドすら立たない

 以来、“離婚秒読み”と言われ続けながら、早1年半が過ぎた。

「その間に協議がドロ沼化していたのは間違いない。米倉へのモラハラが取り沙汰された年下夫は離婚に同意せず、それどころか手切れ金を求めていたとされる。ただ、彼女が絶対に失敗できない代表作への出演に踏み切ったのは、内々に決着がついたからではないか、と囁かれています」(同)

 別居後は、自身が所有する、中古でも1億円は下らない港区内の高級マンションで一人暮らしの米倉。

 愛の巣を離れ、女優業にも本格復帰したのだから、そろそろ、「私、失敗を乗り越えたので!」と宣言してもいい頃だろう。

 しかし、

「正直なところ、離婚はまだ成立していません。それどころか、未だに解決のメドすら立たない状態です」

 嘆息交じりに実情を明かすのは事務所関係者だ。

「米倉本人は離婚の意思が固いのですが、旦那さんは条件面を含めて納得していない。別居からすでに1年以上が経ったものの、話し合いにもなかなか応じてくれないのです」

 さすがのスーパー外科医も、処置ナシの状況が続いているわけだ。

 だが、ドラマの先行きが懸念される一方で、テレ朝の制作スタッフは意外な裏事情を口にする。

「あまり知られていませんが、『ドクターX』の視聴者の過半数は女性層です。再放送も主婦が視聴率を下支えしている。そのため、別居や離婚協議で揉める米倉には、同情票が期待できる。もちろん、放映中に私生活のゴタゴタが再燃することは危惧されますが、米倉がテンションを落とさずに演じ切れば、これまで以上の結果が出るかもしれません」

 離婚が宙に浮いたままでも、視聴率争いでは失敗しそうにない、のだ。

「ワイド特集 男の顔は履歴書 女の顔は請求書」より

週刊新潮 2016年10月13日神無月増大号掲載

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