冲方丁、冤罪DVでの留置場生活を語る 「飼育されている気分になりました」

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 この世に「永遠」は存在しない以上、冷めない愛というものもなく、どこの夫婦も倦怠期を迎えるもの。とはいえ、男女のすれ違いが、身に覚えのない「冤罪DV」となって降りかかってきたら堪(たま)らない。

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「留置場という場所を一言で表すならば、『いるだけで具合が悪くなるようにするために、とことん趣向を凝らした空間』ですかね。何が辛(つら)かったって、夜、電気を消してくれないことです。明るい電灯のもとではなかなか眠れません。睡眠を奪うのが『最高の拷問』だと、よく分かりました」
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