石田純一、都知事選出馬で支払った違約金を語る フェラーリ売却で工面

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 都知事選出馬を表明したと思ったら、すぐ引っ込めてしまった理由は野党からソデにされたからか、それとも理子夫人の雷が落ちたせいなのか。平成の色男から一転、「中折れ男」になってしまった石田純一(62)に立ちはだかったもの――。

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都知事選に出たかったけど

 立候補見送りの会見で石田は、野党統一候補に推されなかったことを理由のひとつに挙げたが、この時点できつい“ボディブロー”を食っていたのである。

「石田が出馬に意欲を見せたのは7月8日のことですが、彼と契約しているスポンサーに問い合わせや取材攻勢がかかったのです。なかでも、大阪のリサイクルショップチェーンなどは、“石田純一氏の政治信条や思想等につきましても、弊社との関連性は全くございません”と発表するほど神経質になっていました」(芸能デスク)

 タレントにとってスポンサー契約は重要な食い扶持のひとつだが、理子夫人との間に子供を2人抱える石田にとってはなおのこと。それでなくとも、3年前には東京・目黒区に敷地約200平方メートルの大邸宅を建てたばかりである。

「地上2階建ての邸宅は有名インターナショナルスクールも近く、子育てには最高です。謄本を見ると石田さんは購入にあたって、家を担保に2億8000万円を借りていますが、昨年3月にいったん返済し、すぐに2億200万円を借り直している。これは住宅金利が下がったことによる借り換えでしょう。注目するべきは、年間2000万円ペースで返済していること。さすが人気タレントです」(地元の不動産関係者)

 年収で1億7000万~1億8000万円は稼いでいると見られる石田だが、税金を払って手元に残るのは1億ぐらいか。借り換えで金利を抑えても、年2000万円の返済ペースなら10年かかる計算だが、石田本人に尋ねてみると、

「たしかに昨年、ローンの借り換えをやりました。でも最近は頑張って年間3000万円ぐらい返済しているんですよ」

 と言うのである。

■フェラーリを売った

 ところで、出馬表明したことで、肝心の収入に影響があったのだろうか。

「たしかに、出馬表明で違約金の発生がありました。私は10社のスポンサーさんと契約しているんですが、そのうちの1社です。残り9社はご厚意で続けてもらっていますが、違約金は当然のことですよね。でも、実は1社でもダメージは大きいのです。金額でいうと1000万円ほどですが、すぐに払い込まないといけないので工面が大変。万が一、ローンの支払いが一度でも滞ったりすれば、すぐにブラックリスト入りです。私の場合、約3000万円で買ったフェラーリの『カリフォルニア』というのを1200万円ほどで処分して、違約金の支払いにあてました」

 もし、あのまま立候補して惨敗だったらと考えると、立候補見送りはやはり賢明ということか。それでも、このままなら、あと5年で完済できそうだと言う石田に、自身の“再チャレンジ”について聞くと、

「家も心配だけど、日本のことも心配だからね。“まだ俺は社会的に死ねないな”って思っているんですよ」

 次の都知事選(4年後)には間に合いそうもないけれど。

「ワイド特集 金持ち喧嘩する!」より

週刊新潮 2016年9月8日号掲載

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