フェンシング太田雄貴、ゆくゆくはIOC委員に?

スポーツ

  • ブックマーク

 三島由紀夫は東京五輪観戦記を、「すべてのスポーツには、少量のアルコールのように、少量のセンチメンタリズムが含まれている」と始めている。とは事変わり、一切の感傷もなく剣を置くと宣言したのが、他ならぬフェンシングの太田雄貴(30)。そして、いつか手にしたいのが「IOC委員」様の座だと言うのだ。

 ***

 太田は北京で個人銀、ロンドンでは団体銀を獲得。リオ五輪では、「金メダルだけがキャリアの中で欠けている」とぶち上げていたものの、蓋を開ければ格下に初戦敗退という結果に終わった。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。