“始球式グラドル”稲村亜美、硬球リーグ逸材の過去

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 球速が話題になる始球式なんて、これまであっただろうか。7月24日の中日・ヤクルト戦でも球場を大いに沸かせた稲村亜美(20)である。身長173センチ。足を高く上げる豪快なフォームから投げ込んだボールは、98キロを記録してストライク。

 今や引く手あまた。すでに4月のロッテ・オリックス戦では103キロ、5月には台湾に遠征して104キロを記録している。

「美脚が拝めて良かったな、程度のアイドルと違い、稲村は別格。フォームや制球力が注目され、打者も対決気分なのです」(野球担当記者)

 彼女の本職はグラビアアイドル。国士舘大学に在学中だ。高校1年の時、東京・池袋でスカウトされた。昨年春、トヨタ自動車のコマーシャルで、スーツにヒールのOL姿で見事なバットスイングを披露。絶賛され、いきなり時の人となる。

「プロ野球のイベントに呼ばれ、当時の巨人・原辰徳監督から非の打ち所がないスイングと言われたほど」(同)

 芸は身を助く。彼女は小学1年から中学3年まで野球に夢中だった。ピッチャーかファーストを担い、小学6年でキャプテン。中学では硬球を使うリーグに所属、監督から野球を続けることを勧められた逸材なのに、男子との体力差を感じ、高校から野球を離れた。

「実際に投げるとスイング以上に凄かったと、今や大谷翔平よろしく二刀流の活躍です。今年、萩本欽一や関根勉が所属する大手の浅井企画に移籍。タレント性も買われた証拠です。喋りは下手でもサバサバして自然な人です」(芸能記者)

 目標である全球団の始球式制覇は実現しそうだ。球速更新のため走り込み、好きな肉を食らっているという。

週刊新潮 2016年8月4日号掲載

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