「障害者ヘイトの狂信者」を育てた家庭環境 相模原殺傷事件
相模原市で起きた障害者福祉施設の殺傷事件は、19人死亡という前代未聞の凶行となった。わずか1時間ほどで、次々に人を“処理”していった犯人を衝き動かしたものは何だったのか。そこにあるのは、障害者を人間として認めない「ヘイトクライム」の深い闇である。
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ここに一通のぞっとする手紙がある。
今年2月、大島理森衆議院議長の住む議長公邸に姿を現した若い男が、警備の警察官に手渡した3枚の手紙だ。
1枚目には、
〈この手紙を手にとって頂き本当にありがとうございます。...