SMAP、歌特番に出演辞退 亀裂は埋まらず?

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 2011年の東日本大震災以降、TBSが年に1回放送する「音楽の日」。第6回を迎えた今年は、熊本の震災を受け、“ツナグ”をテーマに7月16日、8時間にわたって放送された。

「第1回から総合司会はSMAPの中居正広とTBSの安住紳一郎アナが務めていますが、これまでと違うのはSMAPが出ていないこと」(スポーツ紙記者)

SMAPの中居正広

 同様にフジテレビが12年より放送している「FNSうたの夏まつり」も、7月18日の放送には出演を続けてきた彼らの姿はなかった。

「ジャニーズ事務所としては、今年は新曲リリースがないため、というのが出演辞退の理由です」(同)

 しかし、3月12日に放送されたNHK「震災から5年“明日へ”コンサート」ではSMAP解散騒動以来、初の生ライブを披露した。

「騒動前に決まっていたスケジュールだったからです」(同)

 となると、亀裂は埋まっていないとしか思えない。それを心配したファン達は、「音楽の日」の放送中、中居と同じジャニーズ所属のKinKi Kidsが楽しそうに絡む姿を観て、〈中居くんとKinKiの絡み観て泣いてる…〉という書き込みをネットに殺到させたほど。

 番組のメイン企画は、東北3県と熊本の合唱団、そして東京の松山千春とで「大空と大地の中で」を5元生中継で繋いで合唱するというもの。だが、そこに映り込んだのは中居が滅多に見せない苦しげな表情――。これは独自に支援してきた被災地への想いからか、歌でツナグことが出来ないSMAPへの想いからなのか。

週刊新潮 2016年7月28日号掲載

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