柴咲コウ、新恋人は和牛ビジネス社長 過去には倒産歴も…

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「女優とは芝居と結婚した女」という言葉がある。そして、なぜか青年実業家を好きになってしまうのも女優なのだ。ブランド和牛のビジネスを手掛ける若手社長との熱愛が発覚した柴咲コウ(34)も、ドラマに映画にと引っ張りだこの本格女優である。気になるのは、新恋人の“倒産歴”だけれど。

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柴咲コウ(34)

 7月6日付のサンケイスポーツの “スクープ”によると、柴咲のお相手「Aさん」は、堀江貴文氏とともに「和牛を通じた総合的な食文化」を手がける実業家とある。柴咲とは堀江氏も出席したパーティーで知り合い、今年に入ってから人目を避けてロンドンや香港でデートを重ねていたのだとか。

 一体どんな人物なのか、堀江氏が関わっている和牛ビジネスを探したらすぐに判明した。「VIVA JAPAN」というインターネット通販会社を経営する浜田寿人氏(39)だ。浜田氏は、昨年からシンガポールなどで和牛の食文化を紹介する「WAGYU MAFIA(和牛マフィア)」なるプロジェクトを、堀江氏と組んで展開している。

 経歴を見ると、なかなかにユニークだ。

 1977年生まれの浜田氏は、本人のインタビューによると、父親が経済学者(上智大学教授)、母親がピアニストという家庭に生まれている。高校時代に米アラバマ州に渡り、アラバマ州立大学に留学。そこでインターネットに出会い、帰国後「シネマカフェ」という映画の紹介サイトを立ち上げた。これがソニーの目に留まり、なんと20歳の時“最年少社員”として採用されたという。

■破産の4カ月後に

 ベンチャービジネスに詳しい関係者によると、

「浜田君はソニーで2年ほど働いたあと、00年に『シネマカフェ』を本格的に事業化するため『カフェグルーヴ』という会社を設立するのです。さらには友人と共同で6億円を投じて表参道にビルを買い、そこで高級フレンチレストランを開店。シンガポールにも支店を出したということでした。この他にワインと葉巻の会社、それにコンサルティング会社も持っているそうです」

 その一方で、浜田氏は11年に「VIVA JAPAN」を立ち上げる。これが、目下のメインビジネス「和牛マフィア」の会社というわけだ。一体何が本業なのか分からないほど忙しそうだが、

「気になるのは、浜田さんが最初に立ち上げた『カフェグルーヴ』が昨年7月に破産手続きをしているのです。華々しく立ち上げて日経産業新聞にも取り上げられた同社ですが、やはり映画の紹介サイトでは儲からなかったのか、その後は事業を縮小し、関連事業も売却している。ご本人が立ち上げたフレンチレストランも今はやっていない。驚いたのは会社が破産して4カ月後なのにホリエモンとシンガポールで和牛のイベントを開いていることです。債権者や柴咲さんにはどんな説明をしているのでしょう」(同)

 そこでお祝いもかねて、柴咲のマネージャー氏に聞いてみると、

「もう大人の女性ですから、いちいち“どうなんだ”と突き詰めるようなことはしていません」

 プライベートは本人に任せている、と判で押したような返事が返ってきたのである。お幸せに─―。

「ワイド特集 真夏の夜の夢」より

週刊新潮 2016年7月21日参院選増大号掲載

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