ドゥラメンテの第二の人生 “種付け料”は最低1000万円

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 悲劇は突然訪れた。昨年の皐月賞、日本ダービーを制したドゥラメンテ(牡・4歳)が、6月26日の宝塚記念で故障が発生し、競走馬としての能力を喪失してしまったのだ。

 競馬担当記者の話。

「ゴール直後にバランスを崩し、左前脚の靭帯と腱を損傷しました。その後、快復が見込めないと獣医師が判断し、引退が決まりました。あのディープインパクトでさえ果たせなかった、日本産馬初の凱旋門賞制覇の期待がかかっていただけに、今回の故障は残念でなりません」

 夢半ばにして図らずも、種牡馬として第二の“馬生”を過ごすことになった次第。...

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