不倫会見の円楽、なじみの店に妻と愛人を交代で… 妻は「許しています」

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 女遊びは芸の肥しなんて言われる噺家の世界だが、何しろ新メンバーが揃って「大喜利」が始まったばかりである。その矢先、不倫がバレてしまった三遊亭円楽師匠(66)もさぞかし焦ったに違いない。ところが師匠の奥方は、怒るどころか逆に夫を励ましてくれたとか。心が広すぎるのか旦那の女癖の悪さに慣れてしまったのか。奥方に聞いてみると――。

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地元の店に妻と愛人を交代で連れて来るとは大胆にもほどがある。(※イメージ)

 20歳年下の美女との「ラブホ不倫」を「フライデー」にすっぱ抜かれた円楽師匠、その日の謝罪会見で、奥方からお灸を据えられたのかとさっそく突っ込まれた。

 ところが、師匠が言うには、

「“帰って(事情を)話すから”と伝えたら“そんな心配しなくていいから、とにかく頑張んなさい”ってね。“身から出たサビだな”って言ったら“サビも味になるわよ”だって。これには参っちゃうね」

 と、逆に励まされたことを明かしたのである。最初は緊張気味だった円楽師匠、これですっかりリラックスしたのか、

「“老いらくの恋”なんて書かれて名前を変えようかと思いました。『円楽』改め『老いらく』でございますって」

 そして、大喜利風に“なぞかけ”も披露する。

「今回の騒動とかけまして、天保銭と解きます。その心は、今の時代に通用しません」

 これには集まった記者たちも笑うしかなかった。

 ところで、噺家の女房と言えば、普通は贔屓筋との応対や、独演会の手配をするなど裏方を仕切ることが多い。

 落語関係者が言う。

「もともと円楽さんの奥さんも、落語関係の仕事をしていた人です。昔は春風亭小朝の事務所に出入りしていたことがあって落語会の事務方をやったりしていた。今でいうマネージャーみたいな仕事ですね。小朝さんと円楽さんは所属が違うけど、噺家としては同期だから仲がいい。それもあって、円楽さんと知り合って結婚したと聞いてますよ」

■「許していますから」

 円楽師匠の家は不倫現場の錦糸町から、さほど遠くない下町の一軒家。その地元で、奥方は意外な活動をしていることで知られる。

「師匠の奥さんは世話を焼くのが好きなんですよ。十数年前に日本語教師の資格を取って、今は近所の外国人に日本語を教えるボランティアをやったりしています。噺家の女房というより、そっちの活動のほうが熱心ですよ」(近所の住人)

 奥方がボランティア活動に飛び回っているのをいいことに、「アモーレ」との不倫にいそしんでいた円楽師匠だが、近所の別の住人によると、こんな証言も飛び出すのだ。

「円楽さん? 店が出来てからずっと来てくれていますよ。もちろん、奥さんと一緒のこともあります。でも、どちらかと言えば、例の不倫相手を連れてくることが多かったかな。顔も隠さないで入ってくるから、いつかバレると思ってましたよ」(師匠行きつけの飲食店の店長)

 地元の店に妻と愛人を交代で連れて来るとは大胆にもほどがある。

 そこで、円楽師匠の自宅を訪ねると、夫人がインターホン越しに言うのであった。

「私たち、結婚してからもう30年ぐらいになりますけど、(師匠からは)ずっと“表には出るな”と言われているんですよ。だから、私からお話しすることは出来ないんです。でも、今となっては怒っていません。あの人のことはもう許していますから」

 山田君、奥方にザブトン10枚差し上げて!

「ワイド特集 身から出たサビ」より

週刊新潮 2016年6月23日号掲載

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