サニブラウンの険しきリオ五輪への道 取材お断りのピリピリムード
サニブラウン・ハキーム(17)といえば、桐生祥秀(20)と並んで注目を集めるスプリンター。“リオ五輪でも当然走るんでしょ”と思い込んでいる方も多かろう。
だが実のところ、彼にとってリオへの道はかなり険しいものとなっている。
「1種目につき最大で3人が出場できますが……」
と大手紙陸上記者が語る。
「まず、“日本人初の9秒台”が話題の100メートル。国際陸連が定めるリオ五輪参加標準記録10秒16をクリアしているのは、桐生の他に山縣亮太、高瀬慧、ケンブリッジ飛鳥の計4人。...