瀬戸内寂聴さんが94歳に 闘病で「ウツになりかけた」

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 5月15日、作家の瀬戸内寂聴さんが京都市の寂庵にて、およそ160人を前に法話を行った。

 この日、94歳の誕生日を迎えた寂聴さん。「まさかこんなに生きるとは」「(法話をするのは)これで最後だと思っているの」など自虐発言で会場を沸かし、「愛するために人は生きるの」と語った。

 法話は1時間半ちかくに及び、安倍政権への批判、先ごろ呼びかけ人に名を連ねた女性支援のためのネットワーク「若草プロジェクト」についてのほか、自身の健康にまつわる話題も。88歳で腰椎圧迫骨折、92歳で再び背骨の圧迫骨折、胆のうガン切除手術を経験し、二度の寝たきり生活の経験がある寂聴さんは、“さすがにウツになりかけた”と闘病を振り返る。...

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