ベッキー騒動をネタに「小島よしお」は準優勝

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 ひとり芸で誰が一番おもしろいかを競う、R-1ぐらんぷり。2002年に始まり優勝賞金は500万円。

「アマチュアでもベテラン芸人でも挑戦できる。日本一を決する真剣勝負の場で、注目されます」(芸能記者)

 14回目の今回は3786人が参加。その頂点に立ったのは芸歴24年目のハリウッドザコシショウ(42)だ。木村拓哉や森進一らを誇張させたものまねが、審査員の間寛平、関根勤、清水ミチコらから喝采を浴びた。

「松本人志や有吉弘行ら芸人には評価されていても不条理な笑いで、テレビでは受けにくかった。水道検針のアルバイトを続け、糟糠の妻に支えられてきた」(同)

 上位12人には厚切りジェイソンや、裸芸人の、とにかく明るい安村に加え、意外や小島よしお(35)の名が。小島は最終決戦の3人に残り準優勝を果たした。海パン姿で叫ぶ「そんなの関係ねぇ」が流行語になったのは、2007年のこと。

「ベッキーの不倫騒動に揺れるサンミュージックに所属しているので、“社長の期待がハンパねぇ、優勝しないと倒産だ、でも、そんなの関係ねぇ”と時節を織り込みわかせました」(同)

 全盛期の月収は1300万円とも言われたが、小島は典型的な一発屋と目された。

「親と一緒にライブに来ていた子供が帰りたいと泣き出し、これじゃいけないと、子供好きだったこともあり方向転換。今では園児のアイドルなのです。筋トレで一層体を鍛え、笑いを交えた機敏な動きを子供と一緒に楽しんでいます。受けを狙うというより子供と保護者に好かれていて、月に50回も各地を回ることも」(同)

 小島自ら保育園や幼稚園を訪ね仕事を開拓してきた。R-1優勝は逃したが、一発屋返上を印象づけた。体を動かし続けてこその進化!

週刊新潮 2016年3月17日号掲載

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