綾瀬はるか“筋トレ入魂”の「女用心棒」

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〈お話をいただいたとき、アクションがあると聞いてすぐに「やってみたいな!」と思いました〉

 3月19日より向こう3年、全22話で描かれるNHKの大河ファンタジー『精霊の守り人』で、主演の綾瀬はるか(30)が語った抱負。

スタント要らず!

 昨年末の紅白で見せた天然ぶりや、あのトロ~ンとした目からは想像しにくいが、綾瀬はるかはアクションが大好きなのである。

「まだ彼女が20代前半の時、映画『ICHI』で女版座頭市を演じたのですが、我々記者たちも、きっと殺陣(たて)には苦労しただろうと質問すると、ムッとして反論するんですよ。盲目の女剣士役での殺陣にはじめはこつが掴めなかったが、最後には殺陣師にも褒められた。そして、自分は運動神経がいい、と言い張っていました。確かに作品では、オリジナルの勝新には及ばないとはいえ、キレのある動きを見せていましたからね」(芸能記者)

『精霊の守り人』では、仕込み杖を槍に持ち替え、新ヨゴ国の王子チャグムを守る女用心棒バルサを演じるわけだが、綾瀬も三十路。

「さすがの彼女も、槍の重みで体が振り回されるので、毎日筋トレをした、と。今回も吹き替えなしでやっているそうです」(同)

 上橋菜穂子原作の「守り人」シリーズ(新潮文庫)はラジオドラマやアニメにはなったが、実写化は初のこと。それもNHKがラジオに始まる放送90年を記念したドラマである。

 放送期間の3年間に、全12巻(12巻目はこれから発売)を読む時間の猶予は充分にあります。

週刊新潮 2016年3月17日号掲載

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