大トリには「松平定知社長」が来た!

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 びっくりぽん! “殿”が役者デビュー?

『NHKニュース』や『その時歴史が動いた』で知られる元NHKの松平(マにアクセント)定知アナウンサー(71)。NHKの朝ドラ『あさが来た』に、『ミヤネ屋』の宮根誠司アナ(52)と共に生命保険会社社長役で出演する。

 同番組プロデューサーが、

「大物の役は、演じて下さる出演者の存在感がすべて」

 と起用の理由を語っている通り、貫禄は十分である。

 昨年はNHK退職以来、民放の連ドラ『下町ロケット』(TBS系)で初めてナレーションを務めたことが話題となったが、役者となれば話は別である。

 現在、京都造形芸術大学教授などを務めつつ、オフィス・マツダイラ取締役として都内某所に城を成した松平氏を訪ねると、

「いやいや、朝ドラってね、イタズラをよくやるんですよ。『花子とアン』でも脳科学者の茂木健一郎さんを登場させたり。私もそんな感じでお願いされただけ」

 とあくまで、余技であることを強調。すでに出番は撮り終えたという。

「ドラマの現場って、大変そうでしたよ。でも、私も宮根さんも出番は1分程度で、台詞もひとつくらいでしたから、緊張するなんてこともないですよ。演じるのは初めてじゃないし」

 テレビ東京の正月の7時間ドラマでは、先祖の徳川家康を演じていた。

「7時間の内の30秒ほどでしたけどね。もちろん私はあくまでアナウンサーです」

 松平アナが“大トリ”で動く、その時は3月22、23日。

週刊新潮 2016年3月10日号掲載

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