フジとの共倒れが怖いゾ「芦田愛菜」

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

 芦田愛菜ちゃん(11)と朝ドラ『マッサン』のヒロインだったシャーロット・ケイト・フォックス(30)のW主演。そして脚本は野島伸司(52)という布陣。フジテレビ系列で4月スタートの『OUR HOUSE(仮)』(日曜夜9時)だ。

同情するなら数字くれ!

 テレビ研究家の堀越日出夫氏は言う。

「オールドタイマーの総出演というか、大晦日の特番でも見るようです」

 確かに愛菜ちゃんも一頃より見なくなったし、民放の連ドラは初めてというシャーロットは、まだ日本にいたんだ、という印象である。野島に至っては、『高校教師』や、“同情するなら金をくれ!”の『家なき子』(企画・原案)などの、90年代を代表する脚本家だ。

 描かれるのは、東京の下町を舞台にした大家族モノ。実の母を病気で亡くし、母役を買って出た長女(愛菜ちゃん)とそこにやってきた継母(シャーロット)との対決を描く“ハートフルホームコメディ”とか。

「大家族モノは民放各局でドキュメントをやり、現実の方が面白いとわかってしまいましたからね。日曜9時枠というのも、かつてフジが“ドラマチック・サンデー”と銘打ち『マルモのおきて』などヒット作を出しましたが、今は『下町ロケット』などTBSが調子いい。同局は見せたいものがあって作っていますが、フジには役者の名だけでそれが感じられない。W浅野が忘れられないのか、主演2人のキャリアに傷がつかねばいいのですが」(同)

 愛菜ちゃん、初のセーラー服姿は“必見”というのだが、大丈夫か?

週刊新潮 2016年2月25日号掲載

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。