紅白本番前“松田聖子によろしく”と「イノッチ」に告げた「郷ひろみ」

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 紅白歌合戦の本番前には、司会者と全出演歌手との面談が行われることになっている。今回の紅白では、その「司会者面談」での何気ない一言で、周囲を凍りつかせた出場歌手がいた。郷ひろみ(60)だ。ちなみに面談に出席したのは、歌手とその事務所の関係者。それから白組司会の井ノ原快彦、紅組司会の綾瀬はるか、総合司会の有働由美子アナ(46)に、NHKの紅白担当上層部など。もう1人の総合司会、黒柳徹子(82)は参加していなかった。

何気ない一言で、周囲を凍りつかせた

 面談は通常、各歌手5分から10分程度の短いものだが、郷の前の美輪明宏(80)の面談が、

「独演会のようになってしまい、20分を超えても終わらない。で、順番待ちをしていた郷はしびれを切らしたのか、一旦退席してしまったのです」(NHK関係者)

 結局、郷はしばらく戻ってこず、小林幸子(62)が先に面談を行うことになった。

「で、ようやく郷が戻ってきたところで面談開始。井ノ原らは郷を長時間待たせたことに対して恐縮しきりでしたが、郷は気さくな発言で終始、場をなごませていました。問題は、順番の変更によって、郷の次が“あの人”になってしまったことです」(同)

■らっきょうのような松田聖子

“あの人”とは、松田聖子(53)のことである。郷ひろみと松田聖子といえば、結婚直前までいきながら破局。会見に臨んだ聖子が「今度生まれ変わったら彼と一緒になる」との名台詞を吐いて話題になったが、

「司会者面談の去り際、郷は“この次、松田聖子さんでしょ。よろしく言っといて”と言ったのです。井ノ原は慌てて立ち上がり、“郷さんから言われると、ちょっと、なんて言っていいか……”と困惑した様子で呟いていましたが、当然、次の松田聖子の面談の時、郷の名前は一切出しませんでした」(同)

 その松田聖子は、前回に続いて今回も大トリで登場。独特の存在感を評価する声も聞かれなくはないが、森進一ほどではないにせよ、彼女の場合も注目が集まったのは「容貌」。不自然にツルッとした顔が「まるでらっきょうのようだ」との声が一部で上がった。ライターの吉田潮氏もこう話す。

「確かに、顔がちょっと突っ張っていて、自然な年の取り方を拒否しているな、という感想を抱きました」

 若作りに関しては郷ひろみも相当なものだが、奇(く)しくも、今回の紅白は郷がトップバッターで始まり、松田聖子の『赤いスイートピー』で幕となった。

「特集 カメラが写さなかった『紅白舞台裏』歌合戦」より

週刊新潮 2016年1月14日迎春増大号掲載

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