過去の男で遺恨あり「広末涼子」と「長澤まさみ」が顔を合わせて

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 趣味や好みが同じだからといって仲が良いとは限らない。ましてや、「昔の男」が同じ女同士が鉢合わせしたらどんな事態になるのか。広末涼子(35)と長澤まさみ(28)が散らした“見えない火花”の一部始終である。

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広末涼子と長澤まさみ。見えない火花がバチバチッ!

 2人が登場したのは12月28日に開かれた「日刊スポーツ映画大賞」の授賞式でのこと。

「今回、助演女優賞に輝いたのは『海街diary』に出演した長澤です。彼女がステージに姿を現すと前年に受賞した広末がプレゼンターとして出てきたのです」(芸能担当記者)

 関係者を驚かせたのは、長澤の出で立ちである。

「この日の長澤はぴっちりとしたシースルーのドレス姿。豊満な胸がツンと尖ったセクシーな衣装は、その形が分かってしまうほど。取材陣のカメラも彼女の方ばかり向いており、主演女優賞を獲った綾瀬はるかも霞んでしまうほどでした」(同)

 ところが、会場には妙な緊張感。一体どうしたことなのか。

「広末と長澤は基本的に共演が“NG”だからです。それでも2人が並んだのは、前年の受賞者が、翌年の受賞者に表彰盾を手渡すことが慣例となっているためです。また、広末がもしプレゼンターを断ったら“やっぱり確執は相当のもんだね”とたちまち話題になってしまう」(同)

 NGの理由はやっぱり「男」である。

■長澤まさみの「あてつけ」

 芸能レポーターが解説する。

「今は3児の母になっている広末ですが、俳優の伊勢谷友介と付き合っていたことは有名な話です。その伊勢谷は広末と別れた後、3年前に長澤との交際が発覚している。2人は別れたかと思えば再び熱愛が報じられ、彼女のマンションに通う伊勢谷が何度も目撃されています」

 それだけではない。伊勢谷と付き合う前、長澤はデザイナー兼モデルの岡沢高宏とも熱愛関係にあったことが報じられている。言うまでもなく岡沢は広末の前夫。

「別れた男を落穂拾いのようにかっさらってゆく長澤に、広末が“何なのよ、あの女”とイラつくのも無理はありません」(前出の芸能担当記者)

 長澤は2014年5月に開かれたカンヌ映画祭でも“下乳ドレス”で登場し話題になったが、

「映画大賞授賞式に広末が登場するのは長澤も知っていたこと。彼女のセクシードレスは、“あなたは子供を産んでオバサンだけど、私は若くてこういう服も着れるのよ”というあてつけのメッセージに見えました」(同)

 芸能ジャーナリストの平林雄一氏によると、

「広末と伊勢谷の交際は、伊勢谷が一方的に振って終わっています。長澤が大胆な姿で登場したのは、“伊勢谷は自分を選んだ”という意識があるからでしょう」

 で、気になるのは2人のやり取りである。

〈つやっぽい役をたくさん演じていて、お客さんとして見る楽しみもいただいています。ぜひ共演したいです〉

 と年上の余裕を見せる広末に、長澤はにっこりと微笑み返す。当代きっての美人女優が揃い踏みしたというのに、前出の芸能レポーターは、「思わず手に汗を握りました」と述懐するのであった。

「ワイド特集 剣が峰にて一陽来復」より

週刊新潮 2016年1月14日迎春増大号掲載

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