「東芝」大リストラで伝統「野球部」も存続危機

ビジネス 企業・業界

  • ブックマーク

 今年の干支は丙申(ひのえさる)だ。これまでの努力が形になる年だと言うが、不正会計問題で迷走を続ける東芝にはどんな年になるのか。室町正志社長は昨年12月21日、財務の健全化を理由に家電部門の大幅縮小と、従業員1万人超の解雇を発表。だが、それだけでは再建の道筋はつかないのだ。

「後ろ向きな姿勢ばかり示すわけにはいかない」

 昨年末、室町社長は朝日新聞のインタビューに対して、国民的アニメ『サザエさん』のスポンサー継続を明言した。

「『サザエさん』を観た後、憂鬱になるサラリーマンやOLは少なくないと聞くが、我々は“明日から頑張ろう”という気持ちになる。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。