コロッケに5億円を投じた“笑ってイタリアン”

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 今年、芸能生活35周年のコロッケ(55)。ものまねのレパートリーは軽く300種類以上。昨年は、文化庁長官から表彰され、今や、お国も認めた至芸だ。

 そのコロッケ、ものまねをもっと楽しんで欲しいと、今度は豪華なショーレストランをプロデュースする。お洒落な店の多い、東京・麻布十番に年明け1月27日にオープンする「コロッケ・ミミックトーキョー」。

 ものまねを見せる飲食店はこれまでにもあるが、こちらは規模が違う。約150席で総工費はなんと5億円。

 ショーは1時間で毎晩2回。コロッケが厳選した芸人が、松田聖子、五木ひろし、中森明菜、長渕剛らのものまねで笑わせるだけでなく、マジック、女性のアクロバットダンス、色っぽいポールダンスまで一流揃い。

「まだ全てをお話しできませんがコロッケ本人が長年、あたためていた思いを驚くほど細部に至るまで実現しています。特に映像、音、光を駆使できる舞台装置に凝りました。きらびやかな空間でショーを楽しみお酒や食事も味わいくつろげる、ラスベガスのような娯楽と社交の場です」(ミミック・エンターテイメントの広報)

 お値段は座席で異なるが、月曜から木曜ならサービス料や税別で5500円から1万3500円ほど。料理はイタリアンをベースにしたメニューなど多彩で、選びやすい。コロッケのこだわりが込められている。

「アメリカなら間違いなく繁盛します。まだ日本では珍しい店ですが、会社の接待でも使えますね。コロッケは地道に積み上げてきた人なので、考え抜いた計画に多くの賛同が集まったのでしょう。この舞台でものまね芸人を鍛えたい思いもあるはずです」(芸能記者)

 予約の反響も上々。店がものまねされるぐらい、繁盛するかな。

週刊新潮 2015年12月24日号掲載

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