93歳で大往生「水木しげる」が大好きだったお金と睡眠と豪華な食事

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 漫画界はまた1人、巨匠を失った。『ゲゲゲの鬼太郎』などの妖怪漫画で一世を風靡した水木しげる氏(本名・武良茂)が、93歳の大往生を遂げたのだ。常日頃、大好きだと公言して憚らなかったのは、お金と睡眠と豪華な食事だったという。

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 11月11日、水木氏は東京・調布市の自宅で転んで頭を強打し、硬膜下血腫のため、緊急手術を余儀なくされた。だが、結局、30日に多臓器不全により、息を引き取ったのである。

 ある編集者がこう話す。

「今夏、ご自宅に伺うと、水木先生は、スタッフの肩を借りながら応接間まで歩いてこられた。...

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