無報酬だと開き直る「森元総理」は百害あって老害の人

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 蜃気楼のように幻であってほしいと願いたくなるほど、読むに堪(た)えない繰り言記事だった――。10月16日、初秋の冷たい雨が東京を襲った晩。スポーツ記者たちの間では、その日の天候に似て、「湿った」言い分が載ったある記事が話題になっていた。毎日新聞の夕刊の2面に、東京五輪組織委員会会長にして、「シンキロウ」の異名を誇る森喜朗元総理(78)のインタビューが大々的に掲載されたのである。

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〈森喜朗元首相の胸中やいかに〉

 こう題された問題のインタビュー記事では、当然、新国立競技場やエンブレムを巡る「東京五輪ゴタゴタ」が話題の中心となったが、森氏はこう言い放ったのだった。...

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