新監督に41歳ラミちゃんを担ぐDeNAのゲーム的計算

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 イチ、ニ、サンでラミちゃんの登場ダー!

 横浜DeNAがアレックス・ラミレス氏の監督就任を発表した。

 球団は当初、中畑清監督に残留を要請していた。が、スポーツ紙記者によると、

「中畑監督が、かつての教え子で、楽天監督をクビになったデーブ大久保氏を入閣させろとゴリ押ししたため、交渉が決裂した」

 チッチキチー!

 中畑退団が報じられるや、ラミちゃんは、6月から務めていたオリックス1・2軍巡回アドバイザーの職を辞し、カッチカッチやぞ! とばかりに猛アピール。

「何しろラミレスは、現役時代から“日本で監督になりたい”と公言していましたからね」

 ラララライ! それにしても、DeNAはなにゆえラミちゃんを監督に?

「中畑さんに残留要請したことからもわかるように、球団は現状路線、つまり勝利よりも人気、観客増を優先したいのです」

 ゲッツ!

「南場智子オーナーと親しい古田敦也氏の名も挙がりましたが、古田監督だと本人や、高津臣吾、石井一久といったコーチ候補の招聘に金と手間が掛かる。実は、DeNAは若手コーチがいい感じで育っているんです。ラミレスならギャラも安いし、コーチ陣をほぼ居抜きで使ってくれる」

 アイーン! そういうことなのね。

「長年日本でプレーした彼は、来日する外国人選手たちと次々とも親しくなり、今や絶大なネットワークを誇る。采配はともかく、スカウト面では一定の成果が期待できそうです」

 あるある探険隊。

「もっとも、過去に前妻にセックス依存症や薬物疑惑を暴露されるなど、“身体検査”には疑問符が付くんですけどね」

 そんなの関係ねえ?!

週刊新潮 2015年10月22日号掲載

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