よせばいいのに「剛力彩芽」第4弾CDの奇策

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 仏の顔も三度まで、あるいは二度あることは三度ある、などともいうけれど、まさかの四度目――。

 モデルから女優を経て、鳴り物入りで一昨年にデビュー曲「友達より大事な人」を発売した剛力彩芽(23)。腕をぐるんぐるん振り回す“プロペラダンス”のCM効果で話題となった。だが、いざ生歌が放送の電波に乗るや、あまりの破壊力ある唄いっぷりに放送事故か! と衝撃が走ったものである。それでも2枚目、3枚目と発売し、それに引き替え、女優としての姿を目にすることが少くなった剛力ちゃん。よせばいいのに4枚目のシングル「相合傘」を9月2日に発売した。

「デビュー曲こそ4万枚近く売れましたが、その後の2枚目、3枚目は1万枚くらい。今年4月に発売されたファーストアルバムも初動6000枚ですから、熱心なファンが買うだけで、決して歌が評価されているとはいえませんね。どうせ女優さんの余技ってことなんでしょ?」(芸能記者)

 いやいや、剛力ちゃんは、〈いつかはマドンナのように歌って踊れるアーティストになりたい!〉とまで語っているほどなのだ。

 だからダンスには力を入れており、2枚目は獣が前脚を上げて襲いかかる風の“ガオガオダンス”、3枚目はテニスラケットを使ってのダンスも話題にはなった。それらが功を奏したのか、4枚目は「第3回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」の規定曲に選ばれている。

「2012年4月より中学の保健体育でダンスが必修となりましたが、その授業の延長として“現代的なリズムダンス”発表の場となることを目的に13年から開催されている全国大会です。内閣府・文科省の後援で、特別協力としてソニー・ミュージックが入っています。もちろん第1回大会から剛力まで規定曲は全てソニー発売の曲なんです」(レコード他社)

 大会へのエントリーが増えれば、売り上げだって伸びる? 豪腕ならぬ剛力。

週刊新潮 2015年9月10日号掲載

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