「南野陽子」が涙目になった「銀座クラブママ」のお腹に夫の赤ちゃん

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 満面の笑みで“セレブ婚”を発表した南野陽子(47)は、わずか4年後に訪れる修羅場など想像だにしなかったに違いない。だが、彼女を娶った“IT関連企業社長“の化けの皮は次々と剥がれ、ついに最悪の“裏切り”が白日の下に晒されたのだ。

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 思えば、その結婚は当初から波乱含みだった。

 南野が結婚会見を開き、1000万円を超えるハリー・ウィンストンの婚約指輪を披露したのは2011年3月のことである。

 しかし、出会いから6カ月でナンノを射止めた新郎・亀岡靖史氏(43)=仮名=は、その後、立て続けに金銭トラブルに見舞われる。そんなスキャンダルが報じられる度に、夫を庇い立てする年上妻の姿があった。だが、毎晩のように銀座へ通い詰める夫の気持ちは、とうに妻から離れていたのだ。

「亀岡さんは“俺はスピード婚で失敗したからね。夫婦の営みなんて全くないよ”と漏らしていました」

 とは、銀座の高級クラブの関係者だ。

「初めてお店にいらしたのは3年ほど前で、当時は毎月150万~200万円は落としていた。あの人はお酒をほとんど飲まないので、アイスコーヒーを頼んで閉店まで居座るんですけどね。9割方はひとりで来店し、お目当ては30代後半の飯島直子似の美人ママ。そのうち、奥さんには“出張”とウソをついて2人で旅行に出掛けるようになった。でも、亀岡さんの羽振りが良かったのは最初の頃だけ。実際にはお金に困っていて、多額の売掛け金を滞納するようになりました。何しろ、婚約指輪も奥さんに購入させたとか」

 普通なら金の切れ目が縁の切れ目となるのが夜の世界の常だが、この不倫関係は少々、異なる局面を迎えた。

■知らねえよ!

 愛人となったママから相談を受けていた別のクラブのママは、

「彼は常々、“南野とはもうすぐ離婚する。君と再婚したいから、先に子供だけ作らないか”と口にしていたそうです。不妊治療の必要性を調べるため、2人で都内の産婦人科に通ったことすらあった。ただ、売掛け金を500万円ほど溜め、金銭トラブルが相次いで報じられたせいで、彼女の気持ちは冷めていきました。そんな矢先の昨年末に妊娠が分かったのです。彼女は年齢的にも出産の機会を逃したくないと考え、シングルマザーになることを決意した。3月から“産休”に入り、店には顔を出していません。ただ、彼女が別れ話を切り出しても亀岡さんは聞き入れず、いまも頻繁に連絡があるようです」

 事の真相を明らかにすべく渦中のママを訪ねると、そのお腹は、もはや隠しようがないほど大きく膨らんでいた。子供の父親が亀岡氏かどうかについては、

「すみません、コメントできません……」

 と言葉を濁す。

 さて、当の亀岡氏は何と答えるか。5月30日夜、港区内の自宅マンションに帰宅した夫妻を直撃すると、

「そのクラブには知り合いに連れられて何回か行っただけ。ママの名前も思い出せない。妊娠なんて、そんなこと知らねえよ!」

 亀岡氏が記者に捲(まく)し立てる一方、南野は目を潤ませながらこう話す。

「普段の彼の姿を見ている限り、そんなことは信じられません。私たちの自宅には“早く離婚しろ!”と書かれた怪文書も届くので、そうした類の話かと疑ってしまいます。私は結婚してよかったと思っていますし、“お願いだからもう私たちを苦しめないで”という気持ちだけです。ただ、もし、仮にそういう事実があったのなら、彼はきちんと向き合うべきでしょう。真実はいずれ分かると思います」

 ちなみに婚約指輪は、

「ポイントがほしくて、私のカードで買いました。彼が金銭的に苦しいこともあったので……」(同)

 南野が夫の“真実”を直視すれば、すでに離婚という選択肢しか残っていまい。

「ワイド特集 薔薇の棘 紫陽花の毒」より

週刊新潮 2015年6月11日号掲載

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