江國香織、佐々木敦が古川日出男版「源氏物語」を語るトークイベントに登壇

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 古川日出男の小説『女たち三百人の裏切りの書』の刊行記念トークイベントが、6月2日に東京・神楽坂のla kagu、6月7日に東京・神保町の東京堂ホールの二カ所で開催される。

『女たち三百人の裏切りの書』は、三島賞作家古川日出男が、千年前に書かれた大長編小説・源氏物語を深く掘り下げながら、千年分の思いを込め、圧倒的なスケールでリメイクを施した作品。怨霊として甦った紫式部が「改ざんされた」物語を否定し、本ものの宇治十帖を語り出す。一方「瀬戸内の海賊」「蝦夷の末裔」「奥州の武士」たちが暗躍する物語が交錯する。絡み合う物語はやがてひとつの像を結ぶ。歴史と時を超え、まったく新しい楽しさを獲得した、《古川日出男版》源氏物語。

 神楽坂 la kaguのイベントでは、以前源氏物語「夕顔」の現代語訳も手がけた江國香織をゲストに迎え、古川と江國、二人の小説家が源氏物語をどう「読み」、そしてどのように自分のものとして「書いた」のかを語り合う。

 東京堂ホールのイベントでは、古川の著作や活動を長年にわたって見つめ続けてきた批評家・佐々木敦と古川本人が登壇し、最新作の内容のみならず、現在の古川日出男の「ほとんどすべて」を語りつくす。

【古川日出男×江國香織トークイベント】「源氏」を読む、「源氏」を書く

日時:2015年6月2日(火)19:00~20:30
会場:la kagu(ラカグ)2F soko(新宿区矢来町67)
   東京メトロ神楽坂駅 矢来口よりすぐ
入場料:2,000円
予約・詳細:http://peatix.com/event/88181

【古川日出男×佐々木敦トークイベント】『三百人』をめぐる三時間

日時:2015年6月7日(日)14:00~17:00
会場:東京堂ホール(東京堂書店神田神保町店6階)
   東京都千代田区神田神保町1-17
   地下鉄「神保町駅」A7出口より徒歩3分
入場料:1,000円
予約・詳細:新潮社出版部([email protected])宛に、お名前と返信先アドレスをお知らせください。折り返し翌日までに予約確認のメールをお送りいたします。
または、03-3266-5852までFAXでご連絡ください。
入場料は当日、会場受付でのお支払いとなります。

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