奥二重にアイテープを貼っていた「佳子さま」のダイエット法

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「ローマです」――。最も印象に残った都市を会見で問われた王女は、予定稿に反し、自分の言葉で語ろうとする。有名な『ローマの休日』のワンシーンだが、昨年末に成年を迎えられた佳子さまもアドリブでのやり取りをなさるのだとか。とにかく、露出はいや増すばかり。恰(あたか)もファッション誌から飛び出してきたかの如きメイクが注目される中、奥二重の上にアイテープを貼り、“ぱっちり二重”にされていたことが判明。勤(いそ)しまれているダイエット法にも興味津々である。

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「記者会見などで瞬きされる際に、不自然だなと感じることがありました。ともすると、アイテープを使っていらっしゃるのではないかと見ていたのです」

 とは、皇室ウォッチャー。事実、目元を拡大した画像による“鑑定”を依頼したところ、

「テープを確認できますね。糊を使ってくっきりと二重にした後に、テープで固定する“古典的”な手法です」

 と、さるメイキャップ・アーティストが、次のように解説する。

「もっともメイク自体は、アイラインを強調させた流行ど真ん中を行くものです。眉は自然な太さを維持しつつ、色を薄めにしている。さらに、黒目がちに見せるため、色づきコンタクトレンズを入れている可能性もありますね」

 のみならず、目の下へのラインの入れ方も絶妙で、これにより、愛嬌のある“ちょっと垂れ目”感が演出されるという。

 その一方で、目下採用中のダイエット法が赤坂御用地内でのジョギングである。

「あちらでは、皇太子さまも走られていますね。佳子さまのコースは、秋篠宮邸を出て巽門へ向かい、南へ折れてぐるっと回るというもの。舗装された道ですから走りやすいのです。一般道で言えば、青山通りを渋谷方面に走って、青山一丁目の交差点を右折する感覚。むろん職員に会うと、“ごきげんよう”とご挨拶なさりますよ」(宮内庁関係者)

 1カ月間の米国短期留学を終えて帰国された一昨年秋には、やや福々しいお姿だった。その後はスリムな体型を維持されているところを見ると、ジョギングが奏功しているのであろう。

■男子の追っかけファン

 皇族方の追っかけファンと言えば、その多くが年配の女性である。いわゆるミッチー・ブームの洗礼を受けた面々であるが、そこへ行くと佳子さまの場合、趣が異なるのだ。

「若い男子も見かけるようになりましたね。佳子さまはそれをしっかりと意識されているご様子。口元を緩ませながら、彼らが手にするビデオカメラなどに、しっかりと、そして柔らかな視線を送られています」(先のウォッチャー)

 皇室ジャーナリストの山下晋司氏によれば、

「雅楽であれ和歌であれ、皇室に関心を持ってもらうための入口は色々あります。佳子内親王殿下のご活動を通じて、親しみが深まっていくのは結構なことですね」

「佳」という文字は、宝石という意味を包含し、それゆえ見目麗しい人を指す。皇室の存在感をアピールするため、ローマならぬ美の道は、1日にしてならずというわけなのだ。

「ワイド特集 風雪の大和なでしこ」より

週刊新潮 2015年2月19日梅見月増大号掲載

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