また薬物逮捕! 「小向美奈子」を待ち受ける女子刑務所の24時間

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 過去に2度、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されている元グラビアアイドルの小向美奈子(29)が2月6日、またしても同法違反容疑で逮捕された。初犯では執行猶予が付いたが、今度は塀の向こうに転落しそうだ。

「最近の彼女の仕事の中心はアダルトビデオ。去年はイベントでグランプリを獲得するなど売れっ子で、かなり稼いでいました」

 と、小向の知人が明かす。

「今回の件は驚きました。というのも、彼女はてっきりただのアル中だと思っていましたから。起きている間はウイスキーやワインをずっと飲んでいて、酔うと皆に振る舞う。金遣いは荒く、去年は顔全体を整形したりもしてました」

 小向が最初に逮捕されたのは2009年で、懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決を受けた。11年にもフィリピンからの帰国直後に逮捕されたが、このときは証拠不十分で釈放されている。

 今回はどうなるか。

「実刑になる可能性は五分五分ですね」

 とは、元東京地検特捜部副部長で代議士の若狭勝氏。

「執行猶予は切れていますし、今回所持したとされる0・1グラムというのは実刑にするには少ない。ただ今後、尿検査などで覚醒剤使用、あるいは別の薬物の所持や使用が判明した場合は実刑の可能性が高くなります」

■約4割が覚醒剤事犯

 AV女囚――淫靡な響きだが、小向を待ち受ける女子刑務所とはどういうところなのか。

「女子専用の刑務所は全国に7カ所しかなく、懲役3カ月から無期懲役までが同じ刑務所で服役しています。東京で逮捕された小向が実刑となるとしたら、栃木刑務所に送られる可能性が高い」

 と、元刑務官で作家の坂本敏夫氏が解説する。

「男は全員丸坊主ですが、女性は肩くらいまでなら許可されます。化粧はできませんが、乳液は可です」

 女囚たちは1日をどのように過ごすのか。

「6時40分に起床し、7時半から16時10分まで洋裁工場などで作業。時給は5円~80円ですね」(同)

 19時から21時の就寝までは自由時間がある。

「同罪の受刑者同士つるむことが多く、覚醒剤で服役している者はヤクの話ばかりしている。ふた月に1度、覚醒剤防止のビデオを見せますが、ほとんど効果なし。ちなみに女子受刑者の約4割は覚醒剤事犯で、錯乱や幻覚など禁断症状を起こす者もいます」(同)

 受刑者間の恋愛、つまりレズも珍しくない。

「女3人の三角関係がもつれて喧嘩になることも多く、鋏(はさみ)で相手を突き刺して血みどろになるときも。自らを慰めることも禁じられてはいません。女子刑務所の面会はガラスで遮(さえぎ)られておらず、面会の男と手を握っても大目に見られる。そんな夜の受刑者は、特に嬉しそうにしています」(同)

 AV女優にはいい経験?

「ワイド特集 風雪の大和なでしこ」より

週刊新潮 2015年2月19日梅見月増大号掲載

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