誰もが頭を悩ませる「録画したまま溜まってゆく番組」をどんどん消化する方法 「イグノーベル賞」を受賞した日本人学者の実に凄い研究(3)

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 イグノーベル賞といえば、くだらないという意味の「Ignoble」とノーベル賞をかけた「裏ノーベル賞」と言うべきもの。その受賞者が普段から手がけている研究は、実に凄いものばかりだった。科学ジャーナリストの緑慎也氏が日本人受賞者たちが普段何を考え、研究に取り組んでいるのか、授賞対象以外の研究に迫った。

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「イグノーベル賞が自分の研究の方向性を決定づけた」と、36歳の情報科学者・栗原一貴(津田塾大学准教授)は言う。

「受賞以来、あえて誰かが怒りそうな要素はないか、と戦略的に探すようになった」
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